バイクの車検は何ccから必要?費用の内訳とユーザー車検・ディーラー車検の違い

「バイクの車検は400ccから」と思っている方は少なくありませんが、これは正確ではありません。実際には、もっと小さい排気量から車検が必要になります。

この記事では、バイクの車検が何ccから必要なのか、費用の内訳、ユーザー車検とバイク屋・ディーラー車検の違いまでまとめて解説していきます。

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目次

バイクの車検は何ccから必要?

バイクの車検が必要になるのは、総排気量251cc以上のバイクです。250cc以下のバイクには車検制度そのものがなく、車検は不要です。

「400ccから車検が必要」という誤解が広まっているのは、かつて国内で250ccの上位クラスが400ccのバイクが主流だったためです。実際には320ccのヤマハYZF-R3なども車検の対象になるため、250cc超のバイクはすべて車検対象と覚えておきましょう。

車検の周期

車検の周期は、新車登録後の初回が3年、それ以降は2年ごとです。250cc以下のバイクや原付は車検が不要な代わりに、軽自動車税を毎年支払う形で維持していく点が異なります。

車検費用の内訳

バイクの車検費用は、大きく「法定費用」「整備費用」「代行料」の3つで構成されます。

法定費用(排気量に関わらずほぼ共通)

項目金額の目安
自動車重量税(初度登録12年未満)3,800円
自賠責保険(24ヵ月)17,540円
検査手数料(印紙代)1,800円程度
法定費用の合計約14,360円〜

二輪の重量税は「二輪の小型自動車」として一律のため、250cc超であれば排気量に関わらず同じ金額です。400ccでも大型バイクでも、法定費用そのものは変わりません。なお検査手数料は2026年4月の改定で従来より300〜400円上がっています。

整備費用・代行料(依頼先によって大きく変わる)

法定費用は排気量に関わらず一律ですが、整備費用と代行料は依頼先によって大きく異なります。これが「車検費用は排気量が上がると高くなる」と言われる主な理由です。

依頼先費用目安特徴
ユーザー車検(自分で持ち込み)法定費用のみで2万円以下最も安いが平日に運輸支局へ行く必要あり
バイク屋・ディーラー車検40,000円〜60,000円整備・代行込みで安心だが費用は高め

ユーザー車検とディーラー車検、どちらを選ぶべきか

ユーザー車検は、自分で運輸支局にバイクを持ち込んで受検する方法です。法定費用のみで済むため、大型バイクでも2万円以下で車検を通すことができます。ただし、平日に時間を確保する必要があり、車両や整備に関する最低限の知識も求められます。

一方、バイク屋やディーラーに依頼する車検は、整備から代行まですべて任せられる安心感がある分、費用は高くなります。愛車を長く大切に乗りたい方や、平日に時間が取れない方には、こちらの方が向いています。

時間とスキルに余裕があるならユーザー車検、安心感を優先するならバイク屋・ディーラー、という選び方になります。

バイク車検に関するよくある質問

250ccのバイクに車検はありますか?

ありません。車検が必要になるのは251cc以上のバイクです。250cc以下は車検不要ですが、軽自動車税は毎年発生します。

車検切れのまま公道を走るとどうなりますか?

車検切れでの走行は「無車検運行」として厳しい罰則の対象になります。自賠責保険も車検と連動して切れている場合が多く、無保険運行にもあたるため、絶対に避けましょう。

車検費用を安く抑える方法はありますか?

ユーザー車検を利用するのが最も費用を抑えられる方法です。整備の知識に不安がある場合は、バイク用品店や整備工場が提供する「車検代行(整備は自分・手続きのみ代行)」など、中間的なプランを探すのも一つの方法です。

まとめ:車検は251cc以上が対象、費用は依頼先で大きく変わる

バイクの車検は251cc以上が対象で、法定費用そのものは排気量に関わらずほぼ一律です。費用を左右するのは整備費用と代行料で、ユーザー車検なら2万円以下、ディーラー車検なら4万〜6万円程度が目安になります。

車検費用は維持費全体の一部です。250cc・400cc・大型それぞれの年間維持費の比較は、以下の記事でまとめています。

車検のタイミングは、バイクを乗り続けるか、乗り換えるかを考える良い機会でもあります。車検費用をかける前に、今の愛車がいくらで売れるか一度チェックしてみるのもおすすめです。

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