バイク盗難ランキング2023年版！あなたの愛車は盗難対策できてる？

バイクの盗難は実際に多く発生しており、どのようなバイクが狙われやすいのかについて興味がありますね。特定のモデルがなぜ盗まれるのか、その背景にある犯罪の本質について考えると、理解しがたいものがあります。

高級なバイクだけでなく、広範なモデルが標的となることもあります。バイク愛好家が他人の所有物を盗むという行為については理解に苦しむものです。

注意喚起という意味でも、2023年度のバイク盗難台数が多かった車種のランキングトップ10を紹介していきたいと思います。

＼ 公式サイトで簡単1分の無料お見積りはこちら ／

2023年に盗難が多かったバイク車種！ランキングトップ10を紹介！

愛車のバイクが盗難されてしまった…なんて想像したくもないですよね。しかし、現実問題としてバイクの盗難は依然として深刻な問題です。警察庁の統計によると、2023年のバイク盗難件数は9946件と、前年比で約2000件も増加しています。

そこで今回は、2023年の盗難台数ワーストランキングをご紹介します。あなたの愛車はランクインしているでしょうか？

10位：カワサキ バリオス

第10位のカワサキのバリオスは全長205mm、シート高745mm、車体重量141kgという仕様で、カワサキの特徴であるサイドカムチェーン方式を採用しています。このバイクは、兆候回転型のパワーユニットを搭載し、1万4000RPMで最大40馬力の出力を発揮する驚異的な性能を持っています。

このモデルは「フリーテイスト」というコンセプトのもとに開発されたネイキッドバイクで、ネイキッドの需要の拡大に応える形でリリースされました。ZXR250のエンジンをストリート向けにチューニングし、水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載しています。このエンジンは1万5000RPM以上まで盛り上がり、高回転で質の高い動力性能を誇ります

スペックとしては、最高出力45馬力、最大トルク2.6kgを発生させるこのバイクは、前後にそれぞれ300mmと230mmのシングルディスクブレーキを装備しており、まるでレーサーレプリカを彷彿とさせるハイスペ

この高性能バイクはそのスペックゆえに盗難被害にも遭いやすいという問題があります。また、中古市場で価格が110万円に達することもあり、人気の一因と言えるでしょう。この問題を解決するためには、厳重な盗難防止策が必要です。

9位：スズキGS400

第9位にランクインしたスズキGS400は、魅力的なデザインとパフォーマンスで人気を集めています。全長は2250mm、車体重量は223kgと、非常にバランスの取れた設計となっています。パワーユニットには、400ccの2気筒DOHCエンジンを搭載。エンジンの振動を抑えるために、バランサー付きの180°クランクシャフトを採用している点も特筆すべき特徴です。

このエンジンは、最高出力36馬力、最大トルク3.2kgmを発揮し、スムーズで力強い走行を実現します。また、スズキは750ccモデルと400ccモデルのパーツ共通化を図ることで、生産性の向上とコスト削減を実現しました。その結果、400ccモデルの価格はやや高めになっています。

特に2023年8月時点での中古車市場における価格帯は、280.1万円から366.5万円と非常に高価です。このため、スズキGS400は盗難のターゲットになりやすいバイクの一つと言えます。盗難防止対策としては、頑丈なチェーンロックやハンドルロックの使用が必須です。さらに、屋内での保管を心がけることで、盗難リスクを大幅に減少させることができます。

高価なバイクゆえに、盗難保険への加入も強く推奨されます。保険金額の相場は最大50万円程度ですが、さらに高額な補償が得られるプランも存在しますので、バイクの価値に見合った保険を選ぶことが重要です。

スズキGS400は、その性能と美しさで多くのライダーを魅了しています。しかし、その価値を守るためには、しっかりとした防犯対策が不可欠です。安全にバイクライフを楽しむために、万全の準備を行いましょう。

8位：ヤマハYZF-R25

ヤマハYZF-R25は、洗練されたデザインと高性能で多くのライダーから支持されています。このバイクは全長2090mm、高さ780mm、車体重量166kgとコンパクトかつ軽量で、非常に扱いやすい仕様となっています。パワーユニットには水冷4ストロークエンジンが搭載されており、ヤマハのインドネシア法人（PT Yamaha Indonesia Motor Manufacturing, PTYIMM）で製造されています。インドネシアはバイク産業が非常に発達しており、ヤマハもその恩恵を受けているのです。

YZF-R25は、スポーツ性能と日常での扱いやすさを見事に両立しており、初心者ライダーにとっても理想的なバイクです。車体重量が166kgと軽量であるため、優れたトルク性能による快適な加速が楽しめます。また、最新技術を取り入れたダイヤモンドフレームが採用されており、軽量かつ高い剛性を実現しています。

さらに、足付きが非常に良いため、女性ライダーにも乗りやすい設計となっています。10本のアルミ中空3スポークホイールを採用することで、軽やかなハンドリングが可能となり、短距離から長距離まで幅広いシーンで快適な乗り心地を提供します。中古市場では40万円を切る価格で手に入ることもあり、一見すると盗難のリスクが低いように感じられますが、実際にはそのスポーティーでかっこいい見た目と日常の使い勝手の良さから、非常に人気があります。

そのため、防犯対策は欠かせません。例えば、頑丈なチェーンロックやハンドルロックを使用することが推奨されます。加えて、バイクカバーをかけて視覚的に目立たなくすることも効果的です。さらに、GPSトラッキングシステムを導入することで、万が一盗難に遭った場合でも迅速にバイクの所在を特定することができます。

中古市場での平均価格は40万円以下から75万円程度となっており、掲載台数が多いことから、選択肢も豊富です。しかし、価格に関わらず、人気のバイクであるため、盗難のリスクは常に存在します。

7位：ヤマハYZF-R1

ヤマハYZF-R1は、驚異的なパフォーマンスと先進的な技術で、多くのライダーを魅了しているバイクです。このバイクは全長2055mm、シート高855mm、車体重量200kgと、非常にバランスの取れたデザインとなっています。パワーユニットには高バルブの直列4気筒エンジンを搭載しており、最高出力は200馬力、最大トルクは11.5kgmを発揮します。このため、トップクラスの動力性能を誇り、街中でもその存在感を放っています。

YZF-R1の開発コンセプトは「ハイテックアームドピュアスポーツ」であり、レース用バイクYZR-M1の公道版として知られています。このバイクには、Q廃棄バルブにロッカーアーム駆動方式を初採用し、高回転エンジンに対応する設計がなされています。また、徹底した軽量化により、操縦性能が大幅に向上し、ライダーに圧倒的な爽快感とバイクならではの楽しさを提供します。

このような高性能と美しいデザインが相まって、ヤマハYZF-R1は非常に人気が高く、それが盗難のリスクを高めています。特に、国内での需要が高いだけでなく、盗難後にヨーロッパなど海外に流出するケースが非常に多いことが特徴です。ヨーロッパで売れなくても、最悪の場合はスクラップにされる可能性もあり、転売目的だけではない盗難の動機が考えられます。

中古市場では、最高で270万円という高値がつくこともあり、盗難保険に未加入だと、万が一の際に多大な損失を被ることになります。高価なバイクゆえに、防犯対策は必須です。具体的には、頑丈なチェーンロックやハンドルロックの使用、GPSトラッキングシステムの導入が推奨されます。また、屋内での保管やカバーをかけて目立たなくすることも効果的です。

6位：ホンダCBX400F

ホンダCBX400Fは、卓越したデザインとパフォーマンスで多くのライダーから支持されています。このバイクは全長2160mm、シート高775mm、車体重量189kgと、バランスの取れた設計となっています。パワーユニットには、空冷4ストロークDOHC4気筒エンジンが搭載されており、最高出力は48馬力を誇ります。

CBX400Fは、1981年に登場し、ホークシリーズの2気筒モデルから多気筒へのトレンドに沿って開発されました。その後、どの世代からも圧倒的な支持を受け続けています。このバイクの人気と価値が高いため、盗難のターゲットとなるのも無理はありません。

特に、CBX400Fは長年にわたり暴走族の象徴とされており、その影響力は計り知れません。パーツの需要も非常に高く、なんとボルト1本が1万円で取引されることもあります。このような高い評価と需要があるため、盗難に遭うリスクが高いのです。盗難者に対しては、厳しい罰則が望まれるところです。

中古市場では、価格が非常に高騰しており、最高で770万円という驚異的な価格がつくこともあります。そのため、CBX400Fは「マグロバイク」と呼ばれることもあります。このような高額なバイクであるため、盗難防止のための対策が欠かせません。

＼ 公式サイトで簡単1分の無料お見積りはこちら ／

5位：ヤマハ シグナスX

第5位のヤマハ シグナスXはバランスの取れた性能とスタイリッシュなデザインで広く知られています。全長は1895mm、シート高は785mm、車体重量は122kgと、スクーターとしてはやや大きめのサイズです。シリーズ初の水冷ブルーコアエンジンを搭載しており、ロングストロークの124ccエンジンは、高い燃費効率、ロス低減、冷却性能を重視した設計となっています。その結果、走りの楽しさと環境性能を見事に両立させています。

シグナスXは、多くの人にとって街中で見かけるおなじみのスクーターです。特にカスタムの自由度が高く、自分好みにデザインできる点が人気の理由の一つです。そのため、カスタムパーツ市場も活況を呈しており、ユーザーが個性を発揮しやすいモデルとなっています。一方で、大きめの外観が特徴で、人によっては中型バイクと見間違えることもあります。

しかし、このスクーターが人気を博していることから、盗難のリスクも高まっています。特に、鍵のマグネット式キーシャッターを閉める人が少ないため、盗難の対象となりやすいのです。少し手間はかかりますが、キーシャッターを確実に閉めることが推奨されます。

ヤマハシグナスXの価格は、中古市場でも最高で40万円に達することがあり、そのため盗難のターゲットとなりやすいのです。スクーターとしては非常に高価な部類に入るため、盗難防止のための対策が重要です。頑丈なチェーンロックやハンドルロックの使用、バイクカバーでの目隠し、そして可能であればGPSトラッキングシステムの導入など、多角的な防犯対策が求められます。

4位：ヤマハXJR400

第4位のヤマハXJR400は、その優れたバランスと操作性で多くのライダーに愛されているバイクです。このバイクは全長2075mm、シート高170mm、車体重量178kgと、しっかりとした存在感があります。パワーユニットには空冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンを搭載しており、モーターのような滑らかな走りを実現します。直線での加速やコーナリング、ブレーキングまで、すべてにおいて絶妙なバランスを保っており、初心者でも扱いやすい設計です。

XJR400の最大の魅力は、誰にでも乗りやすく、コントロールがしやすい点です。このため、多くのライダーに支持されており、中古市場でもその価値を維持しています。中古平均価格は87.5万円と、他のバイクに比べてやや高めですが、学生でも頑張れば手が届く範囲です。この価格設定が、盗難のリスクを高めています。

現代のヤンキー系や若年層に人気が高いことが、XJR400が盗まれやすい理由の一つです。CBX400Fと同様に、若いライダーにとって魅力的なモデルであり、パーツの需要も高いため、盗難の対象となりやすいのです。特に、現行モデルが減少傾向にあるため、中古市場での良好な個体が高値で取引されることが多くなっています。最高価格は130万円に達することもあり、その人気の高さがうかがえます。

XJR400の魅力は、その高い操作性とデザインだけではありません。カスタマイズの自由度も高く、多くのライダーが自分好みに改造して楽しんでいます。このため、カスタムパーツ市場も賑わっており、オリジナリティを追求するライダーにとって魅力的なモデルです。

3位：ホンダPCX125

第3位のホンダPCX125は、優れた街乗り性能と機能性で人気の高いスクーターです。全長1015mm、シート高760mm、車体重量126kgというコンパクトなサイズでありながら、水冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力9.2馬力を誇ります。また、ガソリンのほかにHVEVの3種類の動力源から選択できる点も特徴です。

125ccクラスとしては国内初の自動エンジン停止機能であるアイドリングストップシステムを採用し、力強い出力特性で街中をスムーズに移動することができます。特に最近ではフードデリバリーの人々が利用することが多く、その取り回しの良さと実用性から、仕事用途にも適しています。

しかし、PCX 125には大規模な盗難事例も報告されており、その人気と利便性が盗難のリスクを高めています。販売員も口を揃えて「購入はいいけど盗難されますよ」と注意喚起しており、中古市場でも高額な取引が行われています。

PCX 125の魅力は、そのシンプルで男女問わず人気のあるデザインや、リターン式5速ミッションを採用した本格的な乗り味にもあります。このモデルは49cc縦型空冷エンジンを持ち、原付に分類されますが、その外観や走行性能は一般的な原付とは一線を画しています。

若者にとって魅力的なPCX 125は、車両の軽さやカスタムパーツの豊富さから、盗難のターゲットとなりやすい要素を備えています。特にミッション車の乗り心地を求めるライダーにとっては、試してみる価値のあるバイクです。

2位：ホンダAPE50

第2位に輝いたのは、ホンダAPE50です。このミニバイクは全長1715mm、シート高715mm、車両重量87kgというコンパクトさが特徴です。リターン式の5速ミッションを備え、ギアチェンジの楽しさを提供します。エンジンは、CB50やXE50から続く伝統の49cc縦型空冷エンジンを採用しており、その力強さと信頼性が魅力です。

APE50はそのシンプルで洗練されたデザインから、男女問わず幅広い人気を誇ります。特にミッション車を試したいと考えるライダーにとって、最適な選択肢となっています。さらに、非常に人気のあるモデルであり、カスタムパーツも豊富に揃っています。カスタムシート、マフラー、サスペンションなど、様々なパーツが市場に出回っており、これらのカスタム要素が若者の盗難欲を誘発する条件を満たしていることも事実です。

ホンダAPE50は、その軽量さと扱いやすさ、そして街乗りからサーキットまで幅広い用途に対応する性能が魅力です。特に、手軽にカスタマイズできる点も人気の理由の一つです。これらの特性から、盗難リスクが高いとされています。特に、簡単にカスタマイズできることで、パーツの取り外しや交換が行いやすく、盗難のリスクを高めています。

APE50の人気とその特性を考えると、今後も盗難被害のリスクは高いままであることが予想されます。所有者は、これらの対策を徹底し、大切なバイクを守るための準備を怠らないようにしましょう。

1位：スズキ アドレスV125

2023年のバイク盗難ランキングで第1位になったのは、スズキ アドレスV125です。優れた燃費性能と使い勝手の良さがあるゆえに盗難ランキングで堂々の1位に輝きました。全長1900mm、シート高745mm、車体重量109kgというサイズでありながら、SEPエンジンを搭載し、燃焼室形状の最適化や曲線形状の吸気ポートを組み合わせることで高効率な燃焼を実現しています。これにより、スムーズな加速性能と優れた燃費が両立しています。

特に124ccクラスでは不動の人気を誇り、街中で頻繁に見かけることができます。その安価で手に入れやすい価格も大きな魅力であり、高校生でも気軽に乗ることができる点が特筆されます。丸みのあるボディデザインにフラットなフットボード、そして鋭い目つきといった特徴も、その人気の一因です。

しかし、アドレス V125もスクーターとしては盗難の標的になりやすい傾向があります。その人気が反映され、中古市場でも高値で取引されることから、盗難のリスクが高まっています。特に冬場は盗難が増える傾向にあり、家を長期間空けることが多いため、防犯対策がより重要になります。

バイクを保護するためには、しっかりとしたハンドルロックやバイクカバーの使用、定期的なメンテナンスといった対策が欠かせません。また、冬場は洗車を怠らず、常に清潔に保つことも盗難予防につながります。

バイクを定期的に洗車することは、見た目の美しさだけでなく、盗難を予防する重要な手段でもあります。乗らない期間が長くなると、汚れが蓄積されると同時に、外見から「放置されている」と誤解されやすくなります。特に冬場などは、バイクに乗る機会が減るため、汚れたまま放置されがちになることもあります。

洗車を怠ることで、バイクの外見が不鮮明になり、周囲から長期間使用されていないと誤解されやすくなります。盗難のリスクを高めることにもつながります。また、定期的な洗車は、メンテナンスの一環としても重要です。汚れが蓄積すると、塗装や金属部品に悪影響を与える可能性があり、バイクの寿命を短くする要因にもなります。

そのため、バイク所有者は、季節ごとに定期的に洗車を行うことを心がけるべきです。洗車は、ただ外見を美しく保つだけでなく、バイクの保護と安全性を確保するために欠かせない作業です。

【2023年度】バイク盗難車種ランキングTOP10のまとめ

2023年度のバイク盗難ランキングの順位まとめは以下の通りになります。

＼ 公式サイトで簡単1分の無料お見積りはこちら ／