低身長・短足でも足つきの良い中大型バイク10選！女性にもおすすめ！

今回は低身長・短足の方にも足つきが良く乗りやすいバイクトップ10を紹介します。2021年の新車購入傾向では、平均年齢は55.5歳、40代以下の割合は26％である。50代から60代のライダーが主流であり、若年層は操縦の不安から少数派となっています。

男性は平均55.7歳、女性は平均54.0歳となっている。

近年のバイクデザインは簡素化が進みつつありますが、その一方で芸術性も追求され、車庫入れ時の高さが目立つ傾向にあります。しかし、実際には乗り手の利便性を考慮したモデルも増えています。

特に、アメリカンスタイルのバイクでさえ、中大型の教習車では身長150cm台の女性でも両足が届くものがあります。短足のライダーにとっても選択肢が増えているのです。

この記事では250㏄・400㏄・大型バイクの中から低身長の男性や女性でも乗りやすいバイクを10車紹介していきます。

＼ 2024年おすすめのバイク買取サービス2選 ／

低身長の男性・女性にも足つきの良いバイク10選！

バイク選びで最も重要な要素の一つに、身長に合った足つきの良さがあります。特に身長が低い方々にとっては、足をしっかりと地面につけて安定した停止や乗り降りができるバイクが求められます。

ここでは、低身長の男性・女性にとって最適な足つきの良いバイクを10台厳選しました。

これらのバイクはシート高が低く設計されており、初心者から上級者まで幅広いライダーに対応しています。

10位：スズキGSF 1200

さて、第10位はスズキのGSF 1200です。全長2105mm、全幅785mm、全高1095mm、乾燥重量208kgというスペックを誇ります。このモデルは、7半規制の撤廃やビッグネイキッドブームの再来を受け、兄弟モデルであるGSF 600とシャシーを共有しています。そのため、ライバルであるホンダのCB 1000スーパーフォアやヤマハのXDr 1200、そして川崎のZRX1100をも凌駕する最小限のサイズ感が特徴です。

また、シート高は795mmと小型のジクサー150と同等で、足つき性も良好です。パワーユニットは油冷4ストロークのツインカム直列4気筒エンジンで、最高出力97馬力、最大トルク9.8キロを誇ります。このエンジンは、GSX-R1100をベースにボアアップされ、低速域から最大トルクを発揮するためにキャブレターが調整されています。

油冷エンジンは年を重ねるごとにその独特の魅力を確立し、中堅クラスのGSFシリーズが今後どのように支持されていくのか、非常に興味深いところです。価格も最高で137.5万円と、世代交代に向けた準備が整っています。

このように、短足の方にも配慮したバイクモデルは意外な秀作を含み、ライダーの多様なニーズに応える選択肢が広がっています。

9位：スズキSV 650

次にご紹介するのは、スズキのSV 650です。このバイクは全長2140mm、全幅760mm、全高1090mmで、車両重量は199kgというコンパクトさを誇ります。グラディウス400とほぼ同じサイズでありながら、高い1バーハンドルとオーソドックスなデザインが特徴です。

SV 650はリンク式リアサスペンションと黄金比に基づくトラスフレームを採用し、エキゾーストパイプを巧みに交差させるなど、細部にまでこだわった芸術的な造りです。シャシーはくびれた薄型シートと組み合わせられ、シート高は785mmと低めに設定されており、身長150cm台のライダーにも優しい設計となっています。

パワーユニットには水冷4ストロークのツインカムVツインエンジンが搭載され、最高出力72馬力、最大トルク6.4kgmを発揮します。独自の燃焼効率を向上させるSDTV（Suzuki Dual Throttle Valve）インジェクションシステムや、低回転時のトルク感を補正するローラーメカニズムも備えています。

前モデルはレーサーテイストで乗り心地に難があり、人気が得られなかった過去がありますが、現行モデルではその問題点を解消し、最高63.8万円というリーズナブルな価格設定でありながら、市場での評価は高まっています。

このように、SV 650はコンパクトで使いやすいデザインと、パワフルなエンジン性能が魅力の一台です。短足のライダーや日常的な使い勝手を重視する方にとって、理想的な選択肢と言えるでしょう。

8位：ヤマハYZF-R25

次にランキングするのはヤマハのYZF-R25です。このバイクは全長2090mm、全幅730mm、全高1140mmで、車両重量は169kgというスペックを誇ります。レーサーであるYZR-M1に通じるM字冷却ダクトを備え、ダウンフォースを増強するクロスレイヤードウィングも特徴の一つです。これにより、本格派のスポーツバイクとしての性能が際立ちます。

YZF-R25の特筆すべき点は、減衰力とバネレートが専用に設定されたフォークに加え、軽量化された肉抜き加工のシステムが採用されていることです。特にリアカウルの先鋭さがシート高を780mmに抑え、ライバルであるホンダのCBR250RRやスズキのGSX250Rよりも低い設定となっています。そのため、身長155cmでも片足でしっかりと地面に足が届き、幅広いライダー層に対応しています。

パワーユニットには水冷4ストロークのツインカムパラレルツインエンジンが搭載されており、最高出力35馬力、最大トルク2.3kgmを誇ります。軽量かつ耐久性に優れたアルミ鍛造ピストンや、オフセットシリンダーのダイアジルも採用され、素早いシフトチェンジを可能にするクイックシフターなど、レースでの競技力を支える要素が盛り込まれています。

価格は最高で57.2万円とリーズナブルでありながら、ビギナーやリターンライダーにも手の届きやすい設定となっています。また、似た価値を持つFZR250も存在し、世代や好みに応じて選択肢が広がっています。

YZF-R25はその高性能と使いやすさで多くのバイク愛好家に支持されており、市場での一大存在となっています。

7位：ホンダCBR1000

次にランクインするのはホンダのCBR1000Fです。このバイクは全長2235mm、全幅740mm、全高1215mmで、車両重量は273kgというスペックを誇ります。ベテランライダーに向けて設計され、スポーツ性とクルージングの両立を目指しています。桐生疲労軽減のためにフルカバードカウルが採用され、集中力を保つことができます。

特にCBR1000Fには前後連動ブレーキDCBSが装備されており、常に最大限の安全速度をサポートするセーフティ技術が特徴です。シート高は780mmでありながら、停止時にも安定した足つきを提供し、短足のライダーでも信号待ちなどで安心して操作できます。

パワーユニットには水冷4ストロークのツインカム直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力93馬力、最大トルク8.7kgmを発揮します。深い振動をバランサーで軽減し、VPキャブレターによりハイレスポンスのエンジン特性を実現しています。また、価格面でも競合する川崎のGTR1100と比較しても圧倒されることのない、魅力的な設定となっています。

このように、CBR1000Fはその安全性とパフォーマンスのバランスにおいて、長年にわたり多くのライダーに支持されてきました。特に長距離ツーリングや日常の通勤にも適した、信頼性の高いモデルと言えるでしょう。

6位：ヤマハR1G

次にランクインするのはヤマハのR1Gです。このバイクは全長2005mm、全幅700mm、全高1040mmで、車両重量は133kgという軽量でありながら行動力に優れた特性を持ちます。R1Gの名称は、RZシリーズの進化と国道1号線とRZを組み合わせた造語です。実際、初期には「RZ1」という理想的なネームが考案されましたが、商標の関係で棄却された経緯があります。

R1Gは、RZの後継であるTZR250の流れを汲んでおり、前傾のセパハンとレーシーなデザインが特徴です。市街地での使用を考慮したクロス造形トラスフレームにより、シート高は775mmと、RZ1やRZ250に匹敵する低さを実現しています。2型以降のモデルではシートが幅広くなり、快適性が向上していますが、アンコ抜きの要素も重視されています。

パワーユニットには水冷2ストロークのパラレルツインエンジンが搭載されており、最高出力45馬力、最大トルク3.7kgmを発揮します。ストップ＆ゴーの状況にも対応するスロージヤードセッティングが施されており、ニッチなツーストロークネイキッドバイクとしても高い評価を得ています。価格面では最高123万円まで高騰し、初代TZRをも上回る人気を誇っています。

このように、R1Gはその軽量性と高性能、そして特異なデザインにより、バイク愛好家からの支持を集めています。レーシーな要素と都市部での実用性を両立させたモデルとして、独自の市場評価を確立しています。

5位：カワサキNINJA250R

第5位にランクインするのは、カワサキのNINJA 250Rです。このバイクの全長は2085mm、全幅は715mm、全高は1110mmであり、乾燥重量は151kgというスペックを誇ります。排ガス規制の強化に伴い、GGR250が撤退した後、同クラスのフルカウルバイクの代表格としてその地位を確立しました。

忍者250Rは外観こそ地味ですが、フレームはGPZ900RやNINJAと同様にダイヤモンド形状を採用しています。これにより、安定した走行性能と軽量さが両立しています。また、GGR250のようなラフな全景がライダーに好評であり、ツーリングから日常の通勤まで幅広い用途に対応しています。累計で20万台を突破した実績が示すように、その人気は広範なライダー層に支持されています。

シート高は775mmであり、現行の忍者250よりも20mm低い設計となっており、多くのライダーにとって取り扱いやすい高さです。パワーユニットには水冷4ストロークのツインカムパラレルツインエンジンが搭載されており、最高出力31馬力、最大トルク2.1kgmを発揮します。これは先代のGPX250Rからの技術継承であり、規制対応の触媒とFi（燃料噴射）が実装されています。

NINJA 250Rは映画『トップガン』での露出もあり、その名声を広めましたが、ニーハンクラスの市場でどのように飛躍するかには課題が残されています。価格面では最高で44万円という手頃な設定でありながら、生産台数の伸び悩みが課題となっています。

このように、NINJA 250Rはその安定した性能と使いやすさで、多くのバイク愛好家から支持を得ています。ニーハンクラスのバイクとして、さらなる市場進出が期待されるモデルです。

4位：ホンダCBX400F

次にランクインするのはホンダのCBX400Fです。このバイクは全長2060mm、全幅720mm、全高1080mmで、車両重量は189kgというスペックを誇ります。CBX400Fは、2輪の究極を目指して開発されたモデルであり、革新的な技術が多く盛り込まれています。

まず、世界初のブレーキトルクセンサー型TRACや、量産初の軽量光合成中空アルミキャストリアフォークなど、先進的な装備が特徴です。これにより、制動安定性と冷却性が向上し、ディスクブレーキとブーメラン型コムスターホイールがホンダのフラッグシップを象徴する設計となっています。また、クッション性の変化に配慮したシート高775mmは、身長146cmからでも乗りやすい設計です。

CBX400Fは、そのユニークなデザインと高性能により、映画や漫画でのティーンブギや暴走族イメージとは異なり、広い層から支持を得ています。教習車としても選ばれる理由の一つは、安定したスペックと使いやすさにあります。

パワーユニットには空冷4ストロークのツインカム直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力48馬力、最大トルク3.4kgmを誇ります。コンパクト設計でありながら、逆回転クランクによる全域でのフラットトルクを実現し、4連キャブレターがエンジンのパフォーマンスを支えます。さらに、最高価格770万円を誇るこのバイクは、その独自の技術と歴史的価値から、多くの愛好家にとって神格化された存在となっています。後継モデルのCBR400Fもまた、この系譜を受け継ぎながら、その発展を見守られています。

このように、CBX400Fはその革新的なテクノロジーと高性能、そして独特のデザインで、バイク業界において特別な地位を占めています。豊富な装備とパフォーマンスを兼ね備えたこのモデルは、歴史的な名声と共に今なお尊重されています。

3位：カワサキ ダブル800ストリート

第3位にランクインするのはカワサキのダブル800ストリートです。このバイクの車格は全長2190mm、全幅790mm、全高1075mmで、車両重量は226kgという堂々たるスペックを誇ります。ダブル800ストリートは、クラシックなヴィンテージシルエットに、目黒の650W1から受け継いだ各部のメッキパーツが施されています。

特筆すべきはその直進安定性で、トムフロント19インチスポークホイールなどが装備され、メーカー最速の遺伝子を引き継いでいます。一方で、シリンダーが直立するバーチカルツインエンジンは、低重心とは無縁でありながらも、フレームのメインパイプが高さを緩和し、シート高を770mmに抑える工夫がされています。このため、身長167cmのライダーでもしっかりと足が着きます。

パワーユニットには空冷4ストロークのSOHCパラツインエンジンが搭載されており、最高出力52馬力、最大トルク6.3kgmを発揮します。レトロな造形美を追求するために、クランクカムシャフトはベベルドライブシャフトで連結されています。

このシリーズは他にも多様な排気量展開がありますが、ダブル800ストリートはその長年の歴史と美学を背景に、最高価格130万円という近代シリーズの頂点に君臨しています。ダブルワンに匹敵する存在感を放ち、クラシックバイク愛好家からも高い評価を受けています。

2位：ホンダ ホーネット

第2位にランクインするのは本田技研工業のホーネットです。このバイクの車格は全長2045mm、全幅740mm、全高1055mmで、車両重量は166kgです。その名前の由来はスズメバチにちなんでおり、その佇まいは下半身を絞り込み、唯一無二のデザインを誇っています。リアタイヤはCBR900RRと同サイズであり、テールカウルの造形もファイヤーブレードに通じる力強さが感じられます。

一方で、シート高は745mmと比較的低く設定されており、身長158cmのライダーでも両足がしっかりと着地できます。パワーユニットには水冷4ストロークのツインカム直4エンジンが搭載されており、最高出力は40馬力、最大トルクは2.4kgmを誇ります。このエンジンは最適なギアトレインを介して駆動伝達を行い、最高回転数18,000rpmの超高回転型です。

ホーネットのエンジンは、同様のエンジンを搭載するジェイドと比較しても、市場評価が分かれる存在ですが、その高回転型と独特のデザインにより、バイク愛好家からの支持を得ています。価格面でも最高級とされる18.78万円という設定は、兄貴分をも凌駕する存在感を示しています。

1位：ホンダCBR250R

第1位に輝くのは、ホンダのCBR250Rです。その車格は全長2020mm、全幅685mm、全高1075mmで、車両重量は154キロです。このバイクは、レーサーRS250からの技術を取り入れた異形互角断面フレームを特徴としており、CBR400WRから引き継がれたガンカウルが全体のデザインを一新しています。さらに、フロントブレーキは重量バランスを考慮して台形シングルディスクとなっています。先代モデルはフロントがダブルディスクであったため、この改良はばね下重量の削減とコスト低減に寄与しています。

CBR250Rは、サブフレームが改良されたことでシート高が720mmと低く抑えられ、これにより路面との距離がスーパーカブ50よりも近くなっています。しかし、その低さ故に原付NS1と同等のステータスと見なされがちですが、その実力は貧弱なエンジンを装っているわけではありません。パワーユニットは水冷4ストロークのツインカム直4エンジンで、最高出力は45馬力、最大トルクは2.6kgmを誇ります。これは、ホーネットと同じエンジンであり、その外観に相応しいF1のようなフィーリングを提供します。

CBR250Rの価格は最高66万円で、カスタマイズによっては98.8万円まで上昇します。現在でもCBRシリーズとしてラインナップされていますが、そのパラツインエンジンには賛否両論があります。2気筒エンジンの低速トルクはコーナー立ち上がりに有利ですが、4気筒エンジンの公道走行時の滑らかさと音の魅力には敵いません。最近発表された川崎エリミネーターもパラツインエンジンを採用しており、そのルックスにもよくマッチしています。

短足の方におすすめのバイク10選まとめ

低身長でも足つきの良いバイクランキングをまとめると以下になります。

＼ 2024年おすすめのバイク買取サービス2選 ／